こんにちは。楽しんで勝つ!楽勝☆バスケットボール♪略して楽(らく)バスです
今回は女子バスケットボール選手やその指導者の方へむけて、『ツーハンドシュートはやめてワンハンドシュートにすべきかどうか』というテーマでお送りしたいと思います。女子特有の両手でシュートを打つことについて、一般的なワンハンドシュートとの比較もしながら考えていきましょう。



今これを読んでいる女子バスケットボール選手のみなさんは、
シュートはツーハンドで打っていますか?それともワンハンドで打っていますか?小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、全てのカテゴリーで質問したとしたら、きっとツーハンドで打っているという女子選手の方が多いのではないかと思います。しかし、バスケットボールの本を読んでもツーハンドシュートについての説明は少なく、ほとんどがワンハンドシュートのことについての説明になっていることが多いのではないでしょうか。男子は基本的にワンハンドで打ちますし、NBA選手やWNBA選手を見てもツーハンドで打っている人はいません。ということは、バスケットボールのシュートの基本はワンハンドシュートであり、ツーハンドシュートは女子の特殊なシュートということなのでしょうか?



女子でもワンハンドでシュートを打っている人がいることを考えると、ツーハンドシュートは一見特殊なシュートのように感じます。しかし、バスケットボールのシュートの歴史を紐解いていくと、もともとシュートは男子も両手で打っていたといわれています。ある時に新しいシュートの打ち方について発明した人がいて、そこで初めてワンハンドシュートが登場しました。ワンハンドシュートはバスケットボールの歴史の中で磨かれてきた技術であるので、ツーハンドよりもメリットがありそうです。ツーハンドとワンハンドを比べると、ワンハンドの方が打点が高い・ドリブルから素早く打てる・汎用性が高いといったメリットがあります。ツーハンドでは、体をリングに正対させた状態でないとシュートが打ちづらいため、ディフェンスに体を預けながらシュートを打ったりさまざまな体勢からシュートを打ったりすることが難しくなります。



みなさんはここまで読んできて、シュートはツーハンドはやめてワンハンドにした方がいいかもしれないと思ったかもしれません。しかし、本当にツーハンドシュートはやめてワンハンドシュートにした方がいいのでしょうか?



これはあくまで私の意見ですが、必ずしもツーハンドシュートをやめなければいけないなんてことはないし、ツーハンドでシュートを打っていいと思います。バスケットボールの歴史的にみると、やはりより新しいシュートの技術であるワンハンドシュートの方が良さそうな気もするのですが、そもそもの歴史をきちんと解釈する必要があります。そこで一つの解釈として、昔のバスケットボールは男子のスポーツだったので、発明されたワンハンドシュートという技術も男子向けの技術であるのではないかということが挙げられます。日本では馴染みがありませんが、実はバスケットボールを女子向けに変形したネットボールというスポーツが存在しています。この解釈をもとに考えると、そもそもワンハンドシュートとは男子向けのシュート技術なのではないか?という仮説を立てることができます(ちなみにネットボールにおけるシュートの基本はツーハンドです)。



確かにワンハンドシュートの方がツーハンドシュートに比べて打点は高いし、ドリブルからのシュートが素早いし、体の向きや姿勢に関わらずシュートを打つことができます。しかし、いくら打点が高くても、いくら素早く打てても、シュートが届かなければ話になりません。女子選手は男子選手に比べて圧倒的に筋力が弱く、シュートの飛距離も短いです。このことを考慮すると、ワンハンドで飛距離が伸びないのであればツーハンドでより飛距離を伸ばすことを考えた方がいいのではないかと思います。シュートレンジ、シュートエリアが狭いとボールをもらってすぐシュートを打てる位置がゴールに近くなってしまうので、オフェンス時のスペーシングが悪くなりがちです。スペーシングが悪くなると1対1やパスラン、スクリーンプレー、その他すべての動きが非効率的になってしまいます。シュートの飛距離を伸ばすということは良いスペーシングによる効果的なオフェンスにつながるため、そういった意味でツーハンドは有用だと思います。



今述べたようにツーハンドにも有用性はあるものの、体をリングに正対させた状態でないとシュートが打ちづらいというのは大きなデメリットです。ディフェンスに体を預けたり、自分の体の幅でボールを守ったりしながらシュートが打てないことは大きなハンデとなります。ドライブから横にディフェンスがいる状態でジャンプシュート、リバウンドをとってそのままシュート、ターンから素早くシュート等多くのシュート場面を考えるとワンハンドでシュートを打てた方が絶対にいいと思います。以上のことを踏まえてツーハンドシュートはやめてワンハンドシュートにすべきかどうかを考えると、遠い距離はツーハンドシュートで、無理なく届かせられる距離はワンハンドシュートでという結論に至ります。



女子選手のみなさんも女子を指導する指導者のみなさんも「女子だからツーハンド」、「男子だからワンハンド」と決めつけるのではなく、「遠くて届きづらいからツーハンド」、「ゴール下だからワンハンド」と使い分けることを意識してみてください。実は楽バスの筆者である私も女子であり、スリーポイントシュートはツーハンド、その他はワンハンドと使い分けてシュートをしています。楽しんで勝つ!楽勝☆バスケットボール♪では、今後も女子の立場から女子バスケについての情報を提供していきますのでよかったら参考にしてください。



最後までお読みいただきありがとうございました。これからも、楽しんで勝つ!楽勝☆バスケットボール♪略して楽(らく)バスをよろしくお願いしますm(__)m
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